鱒釣日記


ルアーで鱒を釣ってしまう日々。
by masuturi
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いつもよりちょっと遠くへ。

9月30日
早川とその支流 6:00~16:00 曇
釣果 ヤマメ2 イワナ1

残業を重ねて仕事に余裕を作った。
土曜出勤の代休も残っている。
ここはひとつ最終日に釣りに行こう。
それも行ったことのないところがいい。
ちょっとだけ遠くて、水が綺麗で、日常を忘れられて…。
気づけば目的地は南アルプスに決まっていた。

2時に八王子を出発して、下道で3時間半。
なんだ。意外と近いんじゃない。
明け方に着き、車から降りると息が白い。
麓の気温は7℃を指していたから、ココは4℃くらいだろうか。
上着を着込んでみたものの、体が言うことをきいてくれない。
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水も冷たい。
試しにちょっと飲んでみる。
甘くてうまい。
なんだか元気が出てきたので釣りを開始。

釣り始めてすぐにイワナがヒット。
肌のきめ細かい雪国美人。
続いてその上流の瀬からは、こんどはヤマメ。
高く掲げた背びれで水面を割りながら、ほとんど水の流れていないところまで
猛然とルアーを追ってくる。スゴイ。

こんなに魚影が濃いんじゃ、まだまだ写真はいらないな。
なーんだ、南アルプス恐るるに足らず。
もしかしたらヤマトイワナなんか釣れちゃったりして。
この時はまだ、こんな風に思っていました。
ぼうやだから。

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渓相はこんな感じで、背の高さくらいの大石がゴロゴロしてる。
そこから落ち込んだ水が深みを作り出し
流れにはメリハリがはっきりとついていて、いたるところがポイント。

ところが、さっぱりアタリがない。
ここぞと言う大岩の陰、巻き返し。
果ては竿抜けしていそうな、小さな小さなプールまで探ってみても
まったく魚は出てこない。
あれ?いないのかな?と隠れていた岩陰から顔を覗かせると
さーっと散っていく魚たち。

水の透明度がスゴイから、魚の警戒心もスゴイのかな。
ならばと細いラインに巻き替えた。
これで飛距離を稼いだが、相変わらずアタリはなし。
考えにくいことだが…まさか、まさか腕が悪いのか。
先行者はなし。
ルアーも変えてみた。
それも一流と言われるルアーばかりだ。
と、なるとナニが悪いのか……いや、そんなまさか。


突然ガサガサと崖を降ってきた人がいた。
ちょっとビックリしたが、そのフライマンに先行を譲ることにする。
なぜなら今日の自分の状態では、場所を荒れさせるだけで
マトモに魚が釣れるとは思えない。
それだったら、自分と同じように最終日を楽しみに来た彼に
いっそのこと譲ってしまおう。

お礼を言って上っていったフライマンだが
ほんの2~3分で戻ってきてしまった。
どうしたんだろ?と訝しんでいると
『やっぱり途中から入ってきて、先に行くわけにはいかないです。お先にどうぞ』と言われた。
きっと彼も同じことを考えていたんだろう。

最後に小さなヤマメが一匹釣れた。
小さいけれども、二人分の思いを込めたヤマメ。

結局課題ばかりが残った釣りだった。
こんなときの帰り道は身も心もクタクタになる。
重い足を引きずりながら林道を下っていくと
クルミがたくさん転がっていた。
旅の思い出に拾っていこう。
ケーキでも焼いて、珈琲を淹れて
旅の行程を思い出す。
そんな秋の夜もいいんじゃないの。
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ヒットルアー チップミノー4S 

by masuturi | 2005-09-30 21:53 | 釣行記2005
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