鱒釣日記


ルアーで鱒を釣ってしまう日々。
by masuturi
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それ、もしかするとトゥイッチ?

1月28日
奈良子FF 7:30~15:00 晴
釣果 ヤマメとイワナ10匹くらい 

そう言えば他の人の釣りって見る機会がない。
渓流では山岳ゲリラのように人との接触を嫌うし
そもそもルアーで釣っている人間をあまり見かけない。

トゥイッチ。
こいつが問題だ。

今までの釣行記であたりまえのように『トゥイッチ、トゥイッチ』書いてきたが
自分が今まで一生懸命に振っていた竿は、ホントにトゥイッチだったんだろうか。
うーん、なんだか不安になってきたぞ。

ちょうどそんな時、チップミノーの製作者である皆川さんが
ミノーイングのスクールを開催するとのこと。タイミングいい。
ここはひとつ参加してみて、他の人の釣りを見てみよう。


よく晴れた空は放射冷却を引き起こし
日差しとはウラハラに実に寒い。
山梨の奥まで来たことにちょっとだけ後悔を覚えながらスクール開始。

まずは皆川さんの釣りを観察。
流れのゆるいプールの底に溜まったイワナを狙うとのこと。
しかもミノーで。
トゥイッチを入れる際の竿の振る間隔
リールを巻く、止める間隔。
そんな手元の動作ばかりを見ていたら、いつの間にかイワナを釣ってた。
しまった!見逃した!
なな何しに来たんだか。

その後スクール参加者の前で、一人づつ実際に釣りをする。
『それ、もしかするとトゥイッチ?』と喧嘩十段芦原カラテなこと言われちゃったらどうしよう。
くずひろいのリヤカーでも引っ張るか、と押忍のココロで向かったところ
とりあえずトゥイッチ風だったようです。
なんだかホメられてしまいました。


谷間の釣り場は日が暮れるのも早く
最後はポンドで釣り。
放流もあって、これがまたよく釣れる。
イワナとヤマメだけ魚篭に入れておいたら
なんと魚篭に穴が空いていたため、全部逃げられてしまう有様。
すっかり夕飯は塩焼き気分だったので
気持ちもお腹も凹んだまま戻りません……。

しかし、奈良子のポンドで意味もなく強気になってしまい
翌日に桂川FLに出かけてしまったのでした(嗚呼…)。
当然のように釣れませんでした。


ヒットルアー チップミノー4S
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by masuturi | 2006-01-28 22:54 | 釣行記2006

フリップフラップの見分けがつくのは、ちょっとした特技だった。

1月17日
フリック 7:30~16:00 曇
釣果 ニジマス2 ヤマメ3 イワナ10 ブラウン1

実社会で役に立ったためしないけど。

と言うわけで、新しく購入したシルファー(経緯の分からない人間は前回のはなしを読むこと)を流れの中で使ってみたくなってしまった。
しかし今は禁漁期。
こっそり渓流に入りこんでハヤ釣りのフリとかしてみようかとも思ったけど
モラルと小心がダブルで邪魔するんで断念。
渓流タイプの管理釣り場で、どこかいいところはないかなーと思い
フリックに行ってみることにする。

フリックは布川の上流にあるので、気合いを入れて早起き。
釣り場に着くまでに、目前に迫った今シーズンの為に下流の様子をいろいろと見ておこうという作戦だ。布川堰堤の上に突如出現したプールなんてどうなってんだろ?

しかし宮ヶ瀬湖を越えて、ヤビツ峠にぬける道を右折しようと思ったところで思わぬ事態が!
なんと塩水橋が工事で通行止めになっている。
こりゃまいった。
今から行く先を変更するにもリヴァスポはちょっとなぁ…と躊躇。
いっそ塩水橋のところに車を止めて歩いていこうかとも思ったが、秦野の方からぐるっと大回りしていくことにする。うへー。
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ヤビツ峠までやって来たが、空は(と言うか下は)あいにくの天気で秦野の市街は見下ろせない。そこから細いうねうね道をもう少し進んだところがフリックだった。


車から降りると『チチチチッ』と鳥の声が聞こえる。
あたりは山霧の薄いベールに包まれており、それ以外の音は聞こえてこない。
遠くで鹿が歩いている。
ひんやりと湿った空気に、身体が凛となる。
この感じ、久しぶり。丹沢の朝だ。
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釣り場の様子は全体的に浅く、高原状になった上流域でよく見られる渓相。
魚の活性は高く、淵尻で餌を待っている。
いそいそとシルファーをセットし
こりゃカンタンに釣れそうだ、と一投目。
猛烈にルアーを追ってくる。が、あと一歩の距離が縮まらず。
すぐにもう一度ルアーを投げる。ところが今度は一匹も追ってこない。
澄んだ水とも相まって、かなりシビアな感じだ。

『チップミノーはちょこちょこカワイイなぁ』
『お、リッジってよく飛ぶ』
『ジェイドは良いルアーのような気がするんだけど…』
一投ごとに少しずつ感覚を取り戻し
そのたびに何か小さなことを思い出す。
そうしてやっとイワナが釣れた。

そんなことをしているうちに気がついたんだけど
Vストリームはなかなか難しい。
グラス製のブランクは魚のアタリを吸収してしまって、流れの中では釣り人まで伝わりにくい。
なんだか違和感を感じて『んん?なんだ?』と思っていると、魚がくっついている。
柔らかい竿に追い合わせは必須だが、魚がかかっていることにびっくりしてしまってそれどころじゃない。大物にもずいぶんと逃げられた。
だけども、その柔らかさは魚のほうにも作用しているようだ。
釣り人がぼんやりしている間、魚もぼんやりと待っていてくれる。
慣れるまでには少々時間がかかりそうだけど、のんびりとやっていこう。
それがグラスのペースなのかも。
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ところどころには、こんな大場所もあって飽きさせない。
丹沢名物の不法投棄までそのまんまなのは、ちょっとどうかと思うが
なかなか好印象だ。大物もずいぶんと入っているようで、尺ヤマメも釣れた。

受付前から遡行してゆき、堰堤をふたつ越えたところで
突然キャンプ場に出てしまった。
ええ?こんな狭いの?と、今度は釣り下って行く。
用心深い魚たちはなかなか出てこない。
あとで分かったことだが、メインの釣り場はむしろ受付より下流側で
かなりの広さがあった。なんとも残念。


自分の場合、渓流釣りと管理釣り場はまったく別物とある意味割り切って釣りしている。
したがって普段行くところは池の管理釣り場が多く、自然の渓流そのまま『のような』をうたい文句にしている渓流風釣り場とは、なんだかあんまりご縁がない。
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なんだけどもこんなにいい貌のヤマメが釣れるんだったら、また来年行ってみようかな。


工事の期間だけ唐沢林道のゲートが開いていると教えられ
帰り道はちょっとだけ近道。
林道マニアのあなた!普段は通行できない唐沢林道を味わういい機会ですよ。
落石ごろごろしてるんで十分気をつけて。


ヒットルアー チップミノー4S ツインクル45SD ピュア3.5g 
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by masuturi | 2006-01-17 20:04 | 釣行記2006

トンビがくるりと。

1月8日
浅川国際 11:30~14:30 晴
釣果 ニジマス19 ヤマメ1

渓流でのルアーを本格的に再開して以来
ずっと憧れていた竿があった。
その竿は落ち着いた青色のブランクと、これでルアーをキャストしたらどうなんだろ?魚がかかったらどうなるんだろ?と、わくわくさせるしなやかさを持っていた。
値段も高価で、欲しいものがたくさんある身としては手が出せず
釣具屋に行く度に振ってみては、その憧れを募らせているばかりだった。
シルファー・Vストリーム。
その竿の名前だ。

ところがシルファーは今年で廃盤になるとのこと。
それを反映してか、なんと半額になっていた!
こんな機会逃せなさすぎるんで、さっそく注文。
届くまでの数日間を落ち着き無く過ごす。
釣具でこんなにそわそわしたの、初めてじゃないかしらん。
そして今日、やっとこ来た。
もどかしくもダンボールをテープごと破く。ばりばりっ。
ケースからちらりと見える青い色。
その艶かしさ、ミニスカートなぞ足元にも及ばない(自分の足はシルファーよりも自信があるよ、と言う女子大生!至急ご連絡を。当方鑑定いたします)。
最初は竿を繋いで振っていたが、そのしなやかさにどうにも我慢が出来なくなり
一路20号を浅川へ急行。

休日の浅川は狭いくせによく混んでいる。
なんとかすき間を見つけ、震える手で第一投。
おおっ!!
小さなスプーンも軽々と飛んでいく。
振り切った後の余韻が実に気持ち良い。

今日の浅川は朝から叩かれ続けた所為か
活性は高いものの、とんでもなくショートバイト。
最初はラインを見て合わせていたが、本来渓流用のシルファーは
ぴしっと合わせが決まる決まる。

魚は底に沈んでいるんだけども、完全にボトムではない微妙な位置。
『ぐっ』と手元までくるアタリは無く
わずかに『く』とテンションが変わるだけ。
グラス製にもかかわらず、そんな小さな変化も余さず伝えてくれる。
こりゃ解禁が楽しみだ。

珍しくヤマメが釣れたので、ビニール袋に入れて置いといた。
ばさばさばさ!!
背中を何かがかすめていく。
うひゃっ!と、見上げるとトンビ。
足にはヤマメの入った袋をぶらさげて。
トンビに油揚げをさらわれるなんて、なかなか出来る経験じゃないぞ。


ヒットルアー マーシャルトーナメント1.2g
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by masuturi | 2006-01-08 22:12 | 釣行記2006

ぽかぽか南国紀行。

1月7日
松川湖 10:00~14:00 晴
釣果 ボウズ!

新年明けましておめでとうございます。
昨年は渓流ルアーを愛する皆様に拙文をご覧いただけて幸いでした。
本年も皆様方のますますのご活躍を……って、こんなかたくるしーのガラじゃないんで、おしまい。
相も変わらず山の中に入り込んでは役に立ちにくいびみょーな情報を発信していきたいと思うので、今後も変わらずお付き合いください。まだの方もお付き合いください。

新年一発目は、そろそろ自然の厳しさを味わいたくなっていたので上野さんオススメの松川湖に行ってみる。地元のお店で聞いてみると、でかい管理釣り場みたいな様子とのこと。それってどうなんだろ?苦手な湖克服のためには最初のハードルは低いほうがいいのか。


ここで相方がキレた。
『あたしと釣り行くときはいつもコンビニのパンばっか(泣)。
伊豆行って海の幸食べて、温泉入りたい!』
急遽ついて来ることに。
いいけど、のんびりメシなんか食うと思ってんのか?
魚釣れる→夢中になって釣り続ける。
魚釣れない→ムキになって釣り続ける。
この二つ以外の選択肢は思いつかないんだけど、それはヒミツにして出発。

途中渋滞もなく、到着。
南国伊豆は思いがけない雪景色だったが
風もなく、ぽかぽかと暖かい。
松川湖は想像していたよりも小さなかわいらしいダムだった。
水はキレイで、周辺はよく整備された公園になっている。
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小さなインレットから釣り始める。
後ろでは地元の人たちが、のんびり犬の散歩なんかしている。
自分が今まで知っていたダムとはだいぶ違った印象。

遠くで魚がハネたのが見えた。
アタリもなかったので、そっちの方に場所を移動。
からんでくる藻に苦労しながらもボトムを探っていく。
何度かアタリ(らしきもの)はあったが、残念ながら針にはかからない。
日向で太陽を浴びていると、ついうとうと眠くなってしまう。
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並んだ釣竿は誰も曲がっておらず、湖面はまるで鏡のよう。
白い雲がキレイに映っている。
その静寂を切り裂いて、誰かが魚を釣り上げた。
それを見て再びやる気を取り戻したが、相方は限界。
多少、後ろ髪を惹かれながらも撤退。

その後伊東市内に戻って地魚を食べる。
美味しくも新鮮でもない刺身に出くわしてしまい、こっちの方でも連敗。


松川湖の魅力は、なんと言ってもその長閑さにあるだろう。
伊東市内からわずかな距離しか離れていないのに、水はよく澄んでいる。
関東近辺でその環境って、それだけでスゴいことだ(伊豆は関東じゃないとか突っ込みはなしね)。
そんな湖ではガツガツと釣りをする姿は似合わない気がする。

春になったらまた行こう。
その頃はきっと公園の花が出迎えてくれるだろう。
今度は魚も歓迎してくれるだろう。
それに地魚も食べなきゃ。
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by masuturi | 2006-01-07 23:46 | 釣行記2006