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9月9日
真木川 13:00~18:00 晴 釣果 イワナ7 ヤマメ1 倒木やヤブに行く手を阻まれた小渓流で ひっそりこっそり釣りをしたい気分。 午後から真木川にひっそりと降り立った。 こういった小さな川では、それに比してポイントも小さく儚い。 枝や葉に囲まれた30センチ四方の水面にルアーを投げ込む。 着水後すぐにルアーにワンアクション。 その間に食ってこなければ、やり直しだ。哀れルアーは引っ掛かってしまう。 そんなポイントには小さなバルサのミノーが最適。 浮力が強いバルサはバランスを崩してもすぐに元どおり。 今日はmogミノーの日だ。 真木川は砂で埋もれている。 底石の見えない川で、一見魚は育てなそうに思える。 雲の真っ只中にいるので、湿気がひどく偏光グラスは使えない。 ところがよく見えないまま、油断してうっかり身を乗り出すと 浅場に浮いてた魚がさーっと姿を隠してしまう。 やる気のありそうだった尺イワナも岩陰にサヨナラ。 だけどもこれで今日の魚の居場所は分かった。 ぎりぎりまで距離をとって、そっとルアーを水面に置くように。 着水した瞬間にヒット。 何匹もの魚を走らせての成果だ。 アジやイワシの背中が青黒く、お腹が銀色なのは保護色になっているためらしい。 海鳥が上から見たときは深い海に、大型魚が下から見上げたときにはきらめく陽光に。 生き残るために、背景に溶け込むようになっているとのことだ。 この川に住むイワナの背は白い色。砂の色。 見事に砂に溶け込んでいる。 ところがお腹は目が覚めるような、鮮やかな黄色だ。 いったいこのお腹の色には、どんな意味があるのだろう。 魚が居付いていることの主張だとしたら これほど見事な宣言、ちょっとないぞ。 ヒットルアー mogミノー チップミノー4S
by masuturi
| 2006-09-14 22:30
| 釣行記2006
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