鱒釣日記


ルアーで鱒を釣ってしまう日々。
by masuturi
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沈黙を破る。

4月14日 
8:00~17:00  晴
釣果 イワナ15匹くらい

衰えきった肉体に喝を入れる!
……そうは思っても寒~い冬の間はルアーを作っていることを言い訳にして、腰が重くなっちゃう。

ようやく暖かくなってきたので、今日はファイト一発。山を登って岩魚を釣りに行こう。
予定より2時間ほど寝坊して(通常運転)のんびりと川に向かう。
駐車場所には、車が2台。ずいぶん少ない。
渓流釣り人口はこのまま減少が止まらないのかな……。
もちろん少ない方が先行者とかち合うことも少ないし、個人的にはうれしいことなんだけど
業界の行く末を考えるとちょっと微妙な気分。

FBを見ても有名アングラーや釣り雑誌のライター、個人的な知り合い等
熱心に渓流のルアーフィッシングをやっている人はどこかしら繋がっている。
もちろんネットで情報を発信するような人は積極的に繋がりを求めているタイプなんだから、これは当然のことなのかもしれないけれど、その繋がりの「輪」の大きさが頭打ちになっているように見える(あくまで一個人の感想ですが)のは、市場の枯渇と、それに続くジャンルの緩やかな死を予感させる。
こんなところに来ないで桂川辺りにでも行けば、もしかしたらロッドがずらりと並んでいる光景を見ることが出来るのかもしれない。管釣りにも多くの人が訪れているのかも。
山の中だけに人が来ないという、夢のような未来は来ないことが分かっていながらも
少しだけ期待してしまう。
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川を覗きこんでみると、ずいぶん増水している。
底石も磨かれて、白くピカピカ。
先週の雨がまだ残っているのか……こんな日は大きなイワナが釣れそう。
そんな予感に足取りも軽くなる(予感自体は毎回している気もする)。

だけど山道に差し掛かって、そんなものは一気に吹き飛んだ。
体中が悲鳴をあげている。
特に太ももとお尻にわずかに残った筋肉がヤバい。
せめて脂肪が燃焼してくれればいいんだけど、この激しい呼吸ではあんまり期待できない。
10年前の体は何処へ…。

1時間以上も歩いてやっと川に辿り着く。
竿をつなぐ手先も興奮にぶるぶると震えながらで、余計に準備に時間がかかる。
さー、釣るぞ!と意気込むものの、予感とは裏腹にまったく釣れない。それどころか魚の追いもない。
でも久しぶりに来たこの川の渓相は、記憶の中とは大きく変わっていて
それが新鮮でどんどんと釣り登っていく。
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とうとうお昼ご飯。
午前中は何も釣れないまま終わってしまった。
飯でも食ったら山を下りて、本流にでも行こうかな-。
悪魔の囁きがやって来る。
思わず耳を貸しそうになったけど(ホント釣れない)ぐっとガマンして一気にラーメンを腹へと流し込んだ(←空腹)。

しかし物事なんてのはよくしたもので、釣りを再開してすぐに待望の一匹が釣れた。
それも今年初めてのイワナだ。
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ミノーを回収するために早巻きしてきたところ、一瞬だけ追ってくる魚影が見えた。
トゥイッチじゃなくてこんな直線的な動きが良いのかな、と思いスピナーに交換。
その読みがずばり当たって、綺麗なイワナを釣ることが出来た。
……え?小さい?得意げに語っておいて?
ききき気のせいじゃないかな~。

だけどこの頃から急にイワナが釣れだした。
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腹のフックを無くして左右へのダートを大きくした管釣りミノーにも。
水面までざばぁっと水しぶきを上げて飛びついてくる。
でもフックが一本しかないからヒットしないこともある。
警戒心の強い首都圏の魚は、同じルアーを2度は追ってくれない。
だからこそ楽しい。
流石に尺を超える金色の魚体がジャンプして飛びついてきたのに針が外れた瞬間は、ヒザから崩れ落ちたけど。
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塗装にほれぼれして購入したウッドベイトにも。
薄くて水の抵抗を受けにくいので、見た目よりも深いところを探れて
今日みたいな日のバラシを抑えてくれる。

滝壺を探ってみたら岩盤の下から大きな魚が出てきた。
今度は逃がさないぞ!とウッドベイトに交換する。
十数投目にようやく狙い通りの岩盤の下へミノーが巻き込まれた。
ゆっくりと引っ張ってくると、根掛かりのような鈍く力強いアタリ。
竿を引き絞って上がってきたのは、今年初めての尺イワナだった。
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頭ばかりが大きく、体は細くやせている。
これだけ様子の変わっている沢で生き抜くのはさぞ大変なんだろう。
もうすぐ山は虫で溢れかえるから、そいつらをうんと食べな。
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あちらこちらで崩壊の見られる沢のポイントはさらに狭く。
幸いにも深さは残っているので魚の居場所はある。
ミノーも深く潜るやつにしよう。
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以前にshinichiさんからいただいたshinichiシャッドで探っていく。
深いところを探るのは根掛かりが怖いけど、ここまで上流に来れば沢の規模も小さくなって
容易に回収できる。だからどんどん使っていく。

なんで途中から急に釣れだしたのかは分からない。
時合い?
気合い?
それとも前日に釣り人が入った区間を越えただけ?
理由は分からないままだけれど、増水を切り抜けてきたイワナは見事な力を蓄えていて
なんかつまらないことクヨクヨ考えているなヨ!と励ましてくれているかのようだった。
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ヒットルアー  ニアキス  Reconquista  ウッドベイトAngloカスタム  shinichiシャッド
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by masuturi | 2013-04-16 14:28 | 釣行記2013
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