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鱒釣日記


ルアーで鱒を釣ってしまう日々。
by masuturi
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これは訓練ではない。繰り返す、これは訓練ではない。

12月4日
8:00~12:00 晴/曇
釣果 ボウズ!

うちの子は動物が大好き。
『パパ・ママ』よりも先にしゃべれるようになった言葉が『きりん』なくらい、動物好きなのだ。
これは訓練ではない。繰り返す、これは訓練ではない。_c0062039_17153993.jpg

禁漁になってから再開したミノー制作の第一弾がようやく完成!
久しぶりに作ったらシンキングのつもりがフローティングになっちゃたりと
失敗もいろいろあったけど、こうして出来上がった様子を見ていると
そんなことも別に気にならなくなる(ホントは大問題)。

子どもと一緒のお風呂はいつも自分の役目で、
そのときにミノーの動作テストも行った。
正直言うと、動きは期待していた程じゃなく、フローティングの割に妙にもっさりとしている。
だけど初めて見たルアーにうちの子は大興奮!
『お風呂の中に魚がいるよ~~!!』と、口をパクパクさせて一生懸命にルアーを追いかける(口は金魚の真似らしい)。

なんかもう魚が釣れなくても、うちの子のこの姿が見られただけで大成功な気も。
だけどせっかくなので、相模の釣師さんとミノーのテストがてら釣りに行った。
場所はこの時期でもニジマスが釣れる川。



これは訓練ではない。繰り返す、これは訓練ではない。_c0062039_7583592.jpg

ホントにここは東京なの?と言いたくなる里山の風景を抜けて
久しぶりの川に降り立つ。
禁漁以来、一月半ぶりの川だ。
これは訓練ではない。繰り返す、これは訓練ではない。_c0062039_805097.jpg

実家の近くなので以前はよく通った、勝手知ったる川。
この小さな川でルアーフィッシングを覚えてしまったため、ピュッと竿をしならせて投げる
オーバーハンドでのキャストはずっと出来ないままだった。…うん、今でも出来ない。

前は盛夏にばかり来ていたけど、この時期はどうなんだろう。
周りの空気は身震いするほど寒く、川の水も冷たそう。
フローティングの層まで魚が出てきてくれるかな?

相手はニジマスだし
放流魚の残りは期待できないものの、管釣り落ちの一匹くらいは出てきてくれるかなと
楽観的なまま釣りを開始。


最初は違和感もあったミノーだけど使っていくうちに…
①お、これはこれでいいんじゃない?
   ↓
②(お風呂とは比重が違うから)サスペンドっぽくていいぞ!いいぞ!
   ↓
③(3時間後)釣れねー!ダメだ、このルアー…。
   ↓
④さっきのは嘘、ごめんね。ダメじゃないから、あのニジマス引っ張ってきて!

と、毀誉褒貶を繰り返していました。
一度だけ黒っぽいニジマスがのた~っと追いかけてきて、寒さを忘れるくらい心臓をわしづかみにされたんだけど
それ以外は何事もなく。

この寒さではきっと魚は沈んでいるだろうなと思いながら、水面近くでミノーをぴょこぴょこやるのにも疲れてきた。
もうルアーもスプーンに交換。
『これは訓練ではない。繰り返す、これは訓練ではない。』
と、ミノーのテストに来たことも忘れ、魚を釣るためになりふり構わず。
相模の釣師さんはずっと自作ミノーを使い続けていたようで、頭が下がりますハイ。

淵の深いところにスプーンを沈めたら、一回だけプルプルっとアタリがあったけど
すぐにバレちゃって、それっきり。
寒さにも負け、心も折れたところでラーメン屋に飛び込み、今日の釣りは終了。
もしかしてたくさん釣れたら、年内は通っちゃおうかなーなんて甘い妄想をしていたけど
そんな鼻っぱしらを簡単に打ち砕くくらいのボウズっぷり。

でも自然の川でルアーを投げるってのは、管釣りにはない清々しさがあるなーと
再確認した一日となった(ちょっと負け惜しみ)。
次こそは魚の釣り方も再確認しよう。
これは訓練ではない。繰り返す、これは訓練ではない。_c0062039_1716766.jpg


by masuturi | 2012-02-01 02:00 | 釣行記2011
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