カテゴリ
Photo gallery ハンドメイド 釣行記2014 釣行記2013 釣行記2012 釣行記2011 釣行記2010 釣行記2009 釣行記2008 釣行記2007 釣行記2006 釣行記2005 検索
以前の記事
最新のトラックバック
リンク
渓流_taki-minnow
R-30 ツリキチページ トラウトロボ 1/365 渓流とミノーと魚と自然と私 うらならごだより Angling with Copen お気楽ナチュラリスト NO SMILE,NO LIFE 快楽主義的堕落生活 いい釣夢気分! The fish story,He never tells Hёppoko⇔angler サワアルキガスキ 鱒moku オイカワだっていいじゃない FUN THINGS to do in mountainstream ゆる~く釣りへいこう sora@making 渓魚を求めて “Ringo” Lure Fishing Stream Style STAYGOLD DOLcraft Blog LANDNER Rough Stream * Fishin’ 鱒の詩 ~マスノウタ~ その他のジャンル
ブログジャンル
画像一覧
|
8月12日
8:00~14:00 晴 釣果 イワナ8匹 世間様とはまったく違う時間感覚で綴られているブログ。 今回は夏真っ盛りの8月の釣行記でゴザイマス。 『カーディナルなんて、アレでしょ?オヤジたちが、俺の若い頃はさ~なんて本当かどうかも分からない武勇伝を騙るときに登場するフンイキつくりの小道具でしょ?』 と、自分がすっかりオヤジに片足どころか、両足ずっぽりと突っ込んでいることは気が付かないまま、こんな風に広言していた。 『だいたいあんなに重いハンドルの巻きで川の中の様子が伝わるわけねーじゃん。だけどその苦行を背負うことこそが、アレでしょ……伊某クラフト流の信仰告白でしょ』 うーん、言い過ぎか?でも、巻きなんて軽いにこしたことはないし。 でも、まぁこれはカーディナルに特に興味のないアングラーたちの総意……だと、思う。 (流石に自分だけの意見とは言えず、対象を複数にすることによって目くらましに成功。完璧) そんなとき湘南から『まぁ、そんなこと言わずに使ってみてよ』と、カーディナルが送られてきた! 大物感ただよう送り主はI師だ。 自分には決して真似できないよな~と思いながらも、せっかくの機会なのでありがたくお借りすることに。 ベールのスプリングが折れちゃったらどうしよう、とか心配(耳年増)だけはしているが 取り越し苦労に近い状態で、一向に釣りに行けない。 お借りしてからずいぶんと時間が経ってしまったが、今日はやっとカーディナルを試せそう。さっそく丹沢へ向かった。 車を停めてタックルを準備。 ロッド良し!リールも良し! ルアーのフックはちょっと錆びてるけど…まぁ良し! あ、あれ!? シューズ忘れた……。 しかし久しぶりの釣りなのに、こんなことで帰ることはできない。 履いていたスニーカーをそのままウエーディング仕様に変更……うん、なんだかいけそう。 そのまま足早に林道をすっ飛ばして、目的の沢に下りていく。 スニーカーはしっかりと斜面を踏みしめていて、それなりに頼りになりそう。 そう思ったのも大きな間違い! 乾いたところは何ともないが、少しでも濡れていたり、川の中だったりすると まったく踏ん張りがきかなくなる。その上、つま先が硬いのでへつりの微妙な力加減がうまく足先に伝わってこない。 さすがに滝場を登っていくのは躊躇われたので、今日は巻いて巻いて。 巻いた先から早速イワナがルアーに食いついてくる。んだけど、リールのハンドルが重くて『あれ?なんだ?』と違和感があったら、実はそれが魚だったという始末。 何匹か釣ってみたものの、はっきりと分かるアタリってのは無くて 流芯の流れでハンドルが重いのか、魚がかかってハンドルが重いのか どっちかな~?と判断できないまま、リールを巻いている状態が続く。 全体的に魚が小さかったというのもあるだろうけど、こればかりは慣れないとどうしようもないか。 だけどその釣り味にすっかり神経をすり減らしてしまい、くたくたに疲れ切った。 改めてカーディナルを眺めてみる。 一度使ったらもう他のリールは使えなくなるといった、不可逆的な魔力は感じない。 それどころか緑のリール本体が、青いロッドとケンカしてなんだか合わない。 このまま積極的に使い続ける理由は、少なくとも自分に関しては見つからない。 だけど確かにフェザリングはやりやすい。 リールが重いので重心が手元に集まり、キャストはいつもよりシャープな気もする。 趣味の道具ってのは難しい。 これが職人の使うプロの道具だったら、ひたすら効果を追求するべきだと思う。もしかしたらその中から機能美まで生まれてくるかもしれない。 だけど生業としてではなく、あくまでその時間を過ごすことに価値を見いだす我々としては、できれば結果よりもその時間そのものが、より濃密になることに喜びを感じている。 まだまだ使いこなせていないのだが、カーディナルというリールが時間を濃密に熟成させてくれるならば、これは実に幸いである。 ヒットルアー レコンキスタ ウッドベイト・ストリームチューン5㎝
by masuturi
| 2011-11-01 03:43
| 釣行記2011
|
ファン申請 |
||